脱サラする方法(11)「 究極これが一番大事」

意外なことだと思うかもしれませんが、お金を稼げない人は、お金をもらうのが怖いんですよ。

こういうと、あたかも自分が年収億円稼いでいるように聞こえるかもしれませんが、千万円レベルの私の経験談をお話しします。

アメリカで働き始めた時、私の給料は低かったんです。

「この人無茶だな」と思うかは分からないんですが、アメリカに引っ越した時は妊娠していて、初めての土地で妊婦のまま仕事を探しました。

つわり真っ只中で、ロスのフリーウエイに乗って通勤するために運転免許をとり、面接に行って、仕事を見つけました。

もちろん、妊娠していることは言いません。アメリカでは言う義務もありません。 日本人はびっくりしますが、アメリカ人は「妊娠していることを言わずに、妊婦が就職面接をするのは当たり前」と言います。

と言うことで、多少言い訳をしますが、のんびりした仕事ではないと妊婦には大変だ、と思い、フルタイムだけれど年収があまり高くない仕事を始めました。

「妊婦は稼げない」と思っている人、ここからマインドセットを変えましょう。 アメリカ人の考え方は引っ越したばかりだったのでそんなに知りませんでしたが、常識は自分で作ります。

とにかく、 元旦那さんの仕事は忙しく、手伝いもありません。 子供の送り迎えは全て私です。

そんな中「どうやったら給料を今の2倍にできるのだろう?」と考えました。

そこで考えたのが、「誰でもできる仕事をしたところで、給料が2倍になるわけがない」と言うことでした。

それから、働きながら、子供を育てながら、会計のクラスを取り始めました。

流石に、忙しすぎて子供に影響があるとよくないと思い、クラスをとったのは6歳くらいになってからです。

それで、最初の難関はなんだったと思いますか? それは、、、

「2倍の給料の面接を受けるのが怖かった」んです。 潜在意識の中で、「自分は2倍の給料をもらえるほどの価値がある人間ではない」と思っていたんだと思います。

そのマインドセットを変えるのが大変でした。

「私は2倍の給料をもらう価値がある、私は2倍の給料をもらう価値がある!」と潜在意識を書き換える作業をしました。

そして、何度か面接に落ちながらも、2倍の給料の仕事を見つけることができました。

脱サラしてからも同じです。 会社から給料もらうよりも、脱サラで自分でもうけたお金の方が怖いと思います。

「自分の力で稼げるわけがない」と潜在意識で思っているからです。 しばらくは新入社員くらいのお金しか稼げなかったんですが、それでも以前お話しした「もぐらたたき作業」をしているうちに、お金がパラパラ入ってくるようになりました。

いや、最初の百円を稼ぐのが一番時間がかかりました。それまで何も儲けのない「もぐらたたき作業」していました。

私は日本語オンラインと会計オンラインクラスを教えていますが、それ以外にも日本語の本を4冊出版からの収入、ユーチューブ広告の収入、アフィリエイトの収入、などあります。

それが入ってくると、なぜか分からないけど、「怖いい!!!」と思うんです。

それで私は、「人間は結局、自分がもらえるはずと思っている金額しか入ってこないんだなあ」と言うことに気がつきました。

お金をもらっていない人間は、急にお金が入ってくると逃げ出したくなるくらい怖くなるんです。

ちょっと意味わからない?

多分急にお金が入ってきたらそう思うと思いますよ。

なぜお金持ちの子供がお金持ちになるか?

それは、「これくらいのお金をもらうのは当たり前」だと思っているからだと思います。

そう思うと、「子供にお金をあげすぎると良くない」と聞きますが、私は反対なんじゃないかな?とも思います。

「何もしなくてもお金がもらえる価値のある人間なんだ」と思うからです。

それは、「金持ちの子供がなぜか金持ちになる(財産とか貰わなくても)」と言うことが証明しているんじゃないでしょうか?

と言うことで、 自分のマインドセットが自分の給料を決めているので、皆さん、「自分は本当はいくら欲しいのか?」から考えてみてはどうでしょうか?

私は今、「年収1千万円から1億円もらう」と言うマインドセットに変える訓練中です。 (金額の問題ではなく、自分のマインドセットの問題ですよ)

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