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(20)「できる。。。私ならできる!」

こうして私はトップセールスウーマンになりましたが、頑張ればイイこともあります。 年に三回、研修旅行という名のほぼ観光をする海外旅行に行くことができました。 ニューヨーク、ハワイ、シドニーと、豪華な5つ星ホテルに泊まって、3食高級レストランで食べる1週間の旅です。 自分が払うのはお土産代くらいですが、当時の20代前半の給料にしては結構給料もよかったです。 階級制度みたいに、一つ階級が上がると月の給料が10万円くらい上がるシステムでした。 多分こういうのを餌に、マネージャーを採用するんでしょうけれど、日々地獄な分、成績上げるとこの待遇は良かったですね。 ブラック企業だって、ちゃんと餌は準備しているんですね。 しかもそれは宣伝にも使われます。 私は入社して2年弱くらいだったのに、カナダバンクーバー支店のマネージャーに任命されました。 20代前半の私は、海外勤務の夢が叶いました。 しかし、それは「こんなに若くて普通の女の子が、2年以内に海外勤務」という宣伝に使うためもありました。 私は当時の転職雑誌としては有名な、「とらばーゆ」のページ3分の1に写真付きで乗りました。 「普通の女の子の私が、海外勤務!」という見出し付きで。。。 この英会話学校はよく全国のマネージャーを集めて集会みたいなのを東京のどこかのホールを借りて、バンドまでレンタルして豪勢にやっていたのですが、社長は四百人くらい集まったマネージャーの前でよくこう言いました。 「こんなに普通の女の子の鈴木さんでもカナダのマネージャーとして派遣されます!君らもそうなりたくないのか?!」 花子はこう言いたかった。。。 確かに美人で素敵な女性マネージャーがたくさんいますよ。私は普通ですよ。。。 だけど、「普通、普通」って何回言ったら気が済むんだよ!!!(怒り) カナダバンクーバー行きが近くなった。。。 「私にできるんだろうか??」 とても不安だったけれど、ワクワクしていた。 当時の成田行きの京成スカイライナーの宣伝が、「できる。。。私ならできる!」という不安そうな女の人が海外勤務を言い渡されたポスターでした。 私にとても重なっていたので、そのポスターをとても覚えています。 「できる、、、、私ならできる!!」 上野発成田行きの京成スカイライナーの中で、そう何回も心の中で繰り返し自分に言い聞かせながら、カナダ、バンクーバー行きの飛行機に乗りました。…

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(23) 25日のクリスマスケーキ

バンクーバーは本当に空気が綺麗で、車で2時間くらいでスキーにも行けるし、とてもいいところでした。 学校のフィールドトリップで、いろんなところに行きました。 シアトルまでも車で2時間なので、何回も行きました。 シアトルは、スターバックスが開業した場所なのでそれこそ100メートルお気にスターバックスがある感じでした。 バンクーバーは綺麗なのだけれど、7月と8月以外は毎日雨が降っていた記憶があります。 でもクリスマスには、豪邸に住んでいたので周りの家はみんなクリスマスのライトアップをして、とても綺麗でした。 家は豪邸、毎日仕事、色恋沙汰は全くない。 ところで、私の父はアメリカの軍需会社で働いていたのですが、元航空自衛隊の幹部で、多分普通の父より変わっていると思います。 春の褒賞で天皇から受賞されたこともあり、大きな賞状があります。 当時、1000億円ぐらいの人工衛星やら戦闘機などを自衛隊などに売っていました。 自衛隊の幹部だったので、売りやすいので55歳で定年してからそのアメリカの会社で働き始めたんですが、 アメリカの軍需会社がそのまま防衛庁に戦闘機を売るわけではありませんよね。 間には日本の商社が入ります。 つまり、父は、ちょっと前に話題だったウォーレンバフェットさんが買った日本の5大商社のお客さんだったわけですが、 そして、私は商社の顧客(父)の娘ということになります。 父はアメリカにある日本の商社によく仕事で行っていました。 これを聞いた独身女性は怒らないで欲しいのですが、というか私も離婚しているので、独身女性ということになるので、怒らないでください。 父は、昔からよく「女性は25歳までに結婚しなければ、25日のクリスマスケーキになってしまう」と言っていました。 つまり、25歳をすぎたら結婚できる可能性が減少していくので、そこが勝負だ、ということです。 しかし私は仕事ばかりで男っ気なし。 そこで、父はロサンゼルスにあるその商社で、なんと、結婚相手を探し始めたのです! オイオイオイ、今は明治時代じゃないんだぞ?なんだ、その考え方は? 商社とのミーティングでこう言ったそうです。 「うちには娘が三人いるんですよ。一番上が25歳でバンクーバーで働いているんだけど、誰か会ってみない?それがダメなら、したにも23歳、20歳、といますよ!」 会議室は一瞬「シーン」としたそうですが、みんな冗談だと思ったようで、爆笑に変わりました。…

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脱サラシリーズ(21) 「人生ゲームでゴールした!と思ったが。。。」

日本の大手英会話学校でトップの成績を残し、歴代最年少、最速で海外勤務、カナダのバンクーバーへの転勤を命じられました。 まあ、前回書いたように「普通の女の子でも海外勤務!」の宣伝に使われたわけなんですが。 バンクーバーに着くと、私の前任のマネージャーが車で迎えにきました。 その車は私のものになります。 そして、社長の税金対策なのか知らないが、その英会話学校の社長は海外支店、当時20箇所くらいあったと思いますが、すべての支店に豪邸を買っていました。 私が住むのはバンクーバーでも金持ちが住むエリア当時3億円のその豪邸、多分現在だと2倍以上の金額になっていると思いますが、ご近所さんはシルベスタースターローン、マイケルJ フォックスの家がある高級住宅地の豪邸に1人で住むことになりました。 そこはマネージャーが研修に来ると泊まったりしますが、30人分のベッドがある大きな家なので、1人で住むのは怖い、とは思いました。 部屋は広く、お風呂は豪華なジャグジーがあります。 誰かに「今欲しいものは?」と聞かれると、私はよくふざけてこう言いました。「地位と名誉」 当時の私は、人生ゲームで「地位と名誉」を手に入れてゴールした、と思いました。 その人生ゲームは、全国にある大手の英会話学校のマネージャーの中で、全体のビジネスで比べたら、小さな鳥籠の中何ですが、20代前半の女子であった私にとっては「地位と名誉」を思うがままにしたと思いました。 夢のような暮らしで「これ、人生ゲームのゴールじゃん!」と思いました。 バンクーバー校に転勤する前は銀座校で働いていたのですが、当時銀座にスターバックスの日本初めての支店がありました。 アメリカ人、カナダ人の先生が「スターバックス銀座店」ができた、とよく買いに行っていたので、私も銀座のスターバックスで「トールラテ」を買っていました。 しかし、バンクーバーにいくと、「日本には1店舗しかないイケてるスタバ」がそこらじゅうにあります。 前任のマネージャーも、「まずスタバでラテを買ってこよう」と言うので私も本場のスタバでトールラテを買いました。 銀座では日本語でオーダーできたのに、カナダだと英語でオーダーです。 普段アメリカ人やカナダ人の先生とは話していたのに、スタバで英語でオーダーは緊張します。 だって、英会話で働いているアメリカ人、カナダ人の先生と、一般市民のアメリカ人、カナダ人って全然違うんです。 英会話学校の先生は、日本人の発音になれているし、ゆっくり話してくれるのですが、普通のアメリカ人、カナダ人は話すスピードも容赦ない、日本人の発音にもなれていない。 だから、英会話学校の先生と話ができても、普通のアメリカ人、カナダ人には通じない、と言う矛盾が生じていることに、私は気がつき始めました。 ここで一句 「英会話  駅前留学していても  本場の外人通じない」 地位と名誉を手に入れたと思った花子は、ラグジュアリーな生活と本場のスタバに心躍らせていました。…

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脱サラシリーズ (20)「できる。。。私ならできる!」

こうして私はトップセールスウーマンになりましたが、頑張ればイイこともあります。 年に三回、研修旅行という名のほぼ観光をする海外旅行に行くことができました。 ニューヨーク、ハワイ、シドニーと、豪華な5つ星ホテルに泊まって、3食高級レストランで食べる1週間の旅です。 自分が払うのはお土産代くらいです。給料も、当時の20代前半の給料にしては結構よかったです。 階級制度みたいに、一つ階級が上がると月の給料が10万円くらい上がるシステムでした。 多分こういうのを餌に、マネージャーを採用するんでしょうけれど、日々地獄な分、成績上げるとこの待遇は良かったですね。 ブラック企業だって、ちゃんと餌は準備しているんですね。 しかもそれは宣伝にも使われます。 私は入社して2年弱くらいだったのに、カナダバンクーバー支店のマネージャーに任命されました。 20代前半の私は、海外勤務の夢が叶いました。 しかし、それは「こんなに若くて普通の女の子が、2年以内に海外勤務」という宣伝に使うためもありました。 私は当時の転職雑誌としては有名な、「とらばーゆ」のページ3分の1に写真付きで乗りました。 「普通の女の子の私が、海外勤務!」という見出し付きで。。。 この英会話学校はよく全国のマネージャーを集めて集会みたいなのを東京のどこかのホールを借りて、バンドまでレンタルして豪勢にやっていたのですが、社長は四百人くらい集まったマネージャーの前でよくこう言いました。 「こんなに普通の女の子の鈴木さんでもカナダのマネージャーとして派遣されます!君らもそうなりたくないのか?!」 花子はこう言いたかった。。。 確かに美人で素敵な女性マネージャーがたくさんいますよ。私は普通ですよ。。。 だけど、「普通、普通」って何回言ったら気が済むんだよ!!!(怒り) カナダバンクーバー行きが近くなった。。。 「私にできるんだろうか??」 とても不安だったけれど、ワクワクしていた。 当時の上野発、成田行きの京成スカイライナーの宣伝が、「できる。。。私ならできる!」という海外勤務を任命されて不安そうな女の人が京成スカイライナーに乗って成田空港に行くポスターでした。 私にとても重なっていたので、そのポスターをとても覚えています。 「できる、、、、私ならできる!!」 そう何回も心の中で繰り返し自分に言い聞かせながら、カナダ、バンクーバー行きの飛行機に乗りました。…

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脱サラシリーズ(19)「運を上げる方法」

前回、「運」もセールスに関係がある、と言いました。 別に生まれた時の「運がいい人」「運が悪い人」のことを言っているのではありません。 私にとって、「運」とは「周期」だと思っています。周期のことであって、結局統計学の問題だと思います。だから、運も数学だと思います。 私はその兄の小学生の夏休みの自由研究の影響があったのかどうか、は分かりませんが、世の中確率でできてるなあ、とは思っていました。 私は高校生の時はなぜか理系で毎日数学が2時間のクラスでした。 私は特に「仮定と証明」問題が好きでした。 結構数学が楽しかったのに、大学入試の数学は難しすぎたので、大学は文系にすることにしました。 私は大学生の時、「なんでおじさんたちはみんなパチンコが好きなんだろう?」と開店前の行列を見てよく思っていました。 「パチンコも確率で勝てるのだろうか?」と急にサイコロの確率をした時のように試したくなりました。 私が大学生の時は、さすがにバブル期は過ぎていましたが、当時よくCanCanとかで言われていた昭和のコンサバ系女子、お上品そうな洋服を着るのが好きでしたから、見た目大人しそうに見えたと思います。 大学の帰りちょっと一人浮いた感じで、パチンコに行ってみることにしました。 友達もみんなお嬢様っぽい子が多かったし、パチンコをやる友達もいないし、入ったことも教えてもらったこともありません。 しかし私は自分でこの仮定を立てました。 「1万円分のパチンコの玉を買って、2万円になったらやめる。」 この仮定ではまだ足りないな、と思いました。 そして、これを付け加えました。 「パチンコ台には勝つ周期があるだろう。ずっと負け続けているおじさんを探して、そのおじさんが当たらないのに頭にきて帰った台を狙おう」 お嬢様っぽい服を着て、パチンコ屋で負けてるおじさんの席を狙う女子大生。それが当時の花子でした。 私の思惑通り、毎回1万円分玉を買って、2万円くらいになったらやめる、という「仮定は証明」されました。 10回くらい通って全勝だったので、もうそれには飽きてパチンコに行くのをやめました。 そして、英会話学校で働いていた時の話に戻りますが、 毎月1日から始まり、月末までに1200万円を、契約だけでなく、回収、しなければいけませんでした。 確率的に、毎月の来客者数はなぜか同じくらいでした。 だけど、くる日とこない日がある。 1週目に集中してくる月もあれば、真ん中にくる月、終わりにくる月、もありました。…

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脱サラシリーズ (18)営業の「ゴキブリ理論」とは?

女子はゴキブリを見ると「ぎゃ〜〜!!」と逃げ出しますよね? 私は結構平気な方で、昔から家族の中で逃げ惑う妹たちの中、新聞紙で叩いてゴキブリ退治をする方でした。 前回、新卒で食品会社の経理部で6ヶ月働いて辞めた話をしましたが、その直後ちょっとオーストラリアのシドニーにワーホリに行きました。 その時ホームステイしたおうちはプール付きの綺麗なおうちだったのですが、夜中にキッチンで飲み物を取りに行ってキッチンのライトをぱちっと付けたらなんと、、、 「インディージョーンズか?」と言うほどの大量のゴキブリがキッチンの壁にいて、ざーーっと動いて消えたのです。。。 多分200匹くらいいたんじゃないでしょうか? しかも、オーストラリア育ちのゴキブリのサイズは、カブトムシくらいの大きさでした。 私は夜中に話す人もいないし、ぱちっと電気のスイッチをつけた後にその光景を見て、飲み物を取らずにそのままぱちっと電気を消して静かに部屋に戻りました。 家の人に言うのは失礼な気がして、何も言いませんでした。 いや、当時英語を話せなかったので、何て言えばいいか、も分かりませんでした。 ワーホリとかで海外に行けば英語を話せるようになる、と思う人が多いのですが、ほとんどの人が全く話せるようにならずに日本に帰ります。 このゴキブリの話をすると、私の妹二人は「ぎゃ〜〜!」と奇声をあげるのですが、 その妹の一人、いつも辛辣なことを言う妹の方ですが、去年ゴキブリに驚きすぎて、逃げようとした時に肉離れの怪我をしてしまいました。 妹は近所に住んでいるし、私はすでに脱サラして家でオンラインの仕事をしていたので、料理や洗濯の手伝いにしばらく行きました。 「ゴキブリに驚いて肉離れをした」と聞いた時、私はこう思いました。 ゴキブリの気持ちになって、よく考えてみろよ、と。 そんな巨体と自分ゴキブリ、と考えたときに、逃げたいのはゴキブリの方だよ。 ゴキブリからしたら、進撃の巨人はお前だろうが。 どう見たって、ゴキブリに勝ち目はない。 逃げたいのはゴキブリだよ。 英会話学校のマネージャーをしていた時の話ですが、 私は来客してくる人が怖かったんです。 しかし、よく考えてみると、英会話学校に一人で訪ねてきて、外国人の先生と強制的に話をさせられて、レベルチェックをされる来客者の方が、私よりもずっと緊張しているのではないだろうか? もしかしたら、「このスクールマネージャーは、優しい人かな?怖いのかな?」とか怖がっている人もいるかもしれません。 アメリカの研究で、インキャが全体の60%以上、と言うなら、日本にはもっとインキャが多いのかもしれない。…

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脱サラシリーズ (17) 「営業は陰キャ(陰気な人)のものである!」

皆さん、まだ飽きもせずに私のこの「脱サラシリーズ」を読んでいただき、ありがとうございます。 「イイね」が100人超えたときだけ書き続ける、というルールにしているのですが、需要がないものを出しても、「あなたの得にも私の得にもならない」ですからね。 まだ続きを見たい方は、YouTubeのコミュニティ欄のこのシリーズに「イイね」ボタンを押してください。FacebookやTwitterにも転載しているのですが、ユーチューブのコミュニティ欄の「イイね」ボタンでお願いします! 私は小さい頃から、コンプレックスがありました。 「内弁慶で、見た目も大人しく、本当は家ではめちゃ明るいキャラだったのに、素の自分を出すことができない」と言うことです。 外ではみんなから大人しい女の子を期待されていたように感じましたが、家ではすごく明るい子でした。 営業とは、明るい陽キャがやるものだと思っていました。 実はこの英会話学校のスクールマネージャー、が営業の仕事とは知らずに採用されたのですが、 私は営業をする人とはこんな人だと思っていました。 大学のテニスサークル、と言いながら、テニスなんて全くしない、 上野あたりの居酒屋でいつも飲み会ばかりする、 「一気!一気!」なんてビールを飲む音頭をとっているお調子者の目立つ男(昭和っぽい?) ノリがいいのが人気者の秘訣 声でかく「からぁ〜のぉ〜?(昭和ではないけどもう古いんじゃ?)」とでも言えば面白いとでも思ってんのか? と、いうお調子者の陽キャがやるものだと思っていました。(かなり卑屈な感想) 「私には無理だよ!!そんなことできない!!」 と、思っていました。 しかし、「待てよ?」と考え直しました。 世の中に、インキャ(陰気キャラ)とヨウキャ(陽気キャラ)ってどれくらいの割合でいるんだろう? 調べてみると、なんなら、インキャの方が多い、60%、というような研究結果も出ているそうな。。。 実はあの、「からぁ〜のぉ〜?」とか言っている人たちも、なんか明るいキャラを演じているような人もいるんじゃないか? オフィスでは大人しいのに、飲み会になるとやけに明るい人とかもいるしな。。。 60%がインキャなら、逆に私にとっては有利なんじゃないか? 「からぁ〜のぉ〜?(もう古いんじゃ?)」とか言っている人を「うざい」と心の中では思っている人が多いんじゃないか? すると、わたくしの「誠実そうなところ」を売りにしても、イケるんじゃないか???…

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(16) 「これさえ掴めば、あなたの営業成績は上がる!!」

「これ」が全てのセールスの基本だと思います。 いや、特に会社の下で働いている場合かな? 定義の仕方にもよると思いますが。何だと思いますか? 月に1200万円稼がなければいけない、本社からのプレッシャーはすごい、という状況で、どうしたと思いますか? ちょっとおかしくなってしまったマネージャーになると、本社のプレッシャーが酷すぎて、自分が100万円近いレッスンを買って売り上げを達成させようとする人もいました。 稼いだお金の中から先生の給料を払い、残り、つまり最終利益を本社に送るシステムだったのですが、先生の給料が払えなくて自分のお金で建て替えたりする人もいました。 私はもちろん、そんなことは絶対しませんでしたし、そんな一時凌ぎをした人たちは辞めていきました。 その営業テクニックとは、多分3つあると思います。 その1つ目は。。。。 「できる人の真似をする」です。 これ勘違いする人もいると思いますが、「真似」にも2種類あると思うんです。 「原理的なところを真似する人」 と 「オリジナリティなく、とにかく全く同じことしようとする人」 です。 それで私は、「原理的なところを真似する人」のことを話しているんですが、 「いつまでも泣いているわけにいかない」と思った私は、とにかく同じグループの中で成績のいいベタランのマネージャーに電話してどうしたらいいのか聞きまくりました。 具体的にいうと、来客者は全員カウントされて、野球の打率のように成績をつけられる、というお話をしましたが、 契約をせずに帰ってしまった人の特徴や、どういう風に話を持っていったか、を説明して、その成績のいいマネージャーだったらどういう風に話をもっていったか、ということを毎回聞きました。 例えば、「25歳のOLさん。特に会社で英語は必要なし。だけど、英会話やってみたいな。」という風に、設定を教えます。 そのできるマネージャーならどういう風に話をもっていったのか?と聞きます。 だけど、そのマネージャーと私は性格も雰囲気も違います。 ですから、全く同じようにするわけではないですが、なんというか、彼女のコツはどんなのか、自分だったらどうするか?ということを考えます。 「そんなこと、意味あるのか?契約しない人はしないでしょう。」と思うかもしれません。 だけど、事実としてあるのはこれです。…

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脱サラする方法(15)「セールスの基本って何だ!?」

ということで、(13)で「私はセールスができるんです!」アピールをしたわけなんですが、そんな何百億もする「ビッグビジネス」だったわけじゃありません。 しかし、私が最初に言ったように、「最初の百円を稼ぐのがムズカシイ」と同じで、基本さえマスターすれば大きなビジネスにも応用できるんではないかと思います。 大学卒業したばかりで、大した経験もありませんでした。 英会話学校のスクールマネージャーって、生徒と楽しくお話してればいいのか、と思ったら大間違い。 地獄のようなセールスが始まりました。 具体的にいうと、私は成田空港の近くと銀座支店でスクールマネージャーをしたんですが、先生は12人。5人が日本人の先生、七人が英語圏の先生、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、からの先生です。 そして私がするのは、1年30万から100万のレッスンを売ることです。 当時の売り上げの設定は1ヶ月1200万円でした。 外回りの営業ではないので、まだ楽だと思われるかもしれませんが、これがすごく辛い。 本社が言うには、大手の英会話学校で、テレビコマーシャルや駅での宣伝はお金かけてしてやってるんだから、学校に訪ねてくる人はすでにお金がかかっている人たちだ。 そのやってきた人たちに、30万円から100万円のレッスンを売ることなんて、簡単だろうが?と言う考え方です。 もうやってくる人たちが、万札に見えます。 本社が言うには、来店した日に即決しなければ、2度と戻って来ない、即決させろ!です。 そもそも恥ずかしがり屋の私が、今いる生徒たちと仲良くする、と言うのにも慣れていないのに、初めて会う人とおしゃべりしてその日に数十万円のものを売りつける? 一体、どうすればいいんだ!? 最初は全然売れません。売り方もわかりません。 本社からは、毎日、いや、毎時間、プレッシャーをかける電話がかかってきます。 そして、各学校の売上成績のランキングをファックスで送ってきます。 しかも、来客人数も報告しなければならず、野球の打率のように何割の成績、つまり、十人きて八人サインアップしたら80%のように成績をつけて他の学校のマネージャーと比較されます。 「じゃあ、来客の人数を少なくレポートすればいいんじゃない?」と思うかもしれません。 しかし、それができません。 なぜかと言うと、毎回先生に来客者の英語のレベルチェックをしてもらうんですが、入れば千円、入らなかったら五百円先生がもらえる、と言う決まりだったので、報告しなければ先生から苦情がきます。 全然サインアップしてくれない! そもそも私はセールスができるタイプじゃないんだよ!! もう泣きそうな日々でした。と言うか、本当に泣いてましたね。…

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脱サラする方法(14)「闇雲に努力してもダメ」

前回は、「地味でダメ人間な私がトップセールスウーマンになるまで」と言うお話をしたのですが、ちょっと自虐ネタにみたいになってしまいましたが、励ましのコメントなどありがとうございます!ところで、なんで私がこの話をしたと思いますか? 脱サラをするには、やはり「セールスの基本」は学ぶべきだと思うんですよね〜。 これからその「セールスの基本」について話そうと思っているのですが、 なんの実績もない人が「セールスはこうやればいい」みたいに言っても、人は信用しませんよね? だから、「私はセールスの実績がある」と言うことをアピールするために書いたわけです。 (セールスの実績を話すのは、このシリーズは脱サラシリーズだからです。 セールス話は株チャンネルでも日本語チャンネルでもしたことはありません) これが「離婚したい人のカウンセラー」が仕事だったら、どうやって離婚になったか、と言う話をしますよね。 私は株チャンネルで「日本のメガバンクの元アナリスト」と言うのをちょこちょこ言うようにしているのですが、そんなこと別に言いたくないんですけど、言った方が視聴者が私の株の話を信じてくれるからわざと言っています。 まあ、当たり前の話のように聞こえますが、いがいとできていない人は多いんじゃないでしょうか? その理由の一つには、「日本では謙虚が美徳」みたいなこともあると思います。 知り合いとか友達とかにはいちいち言うのは「マウンティング」かもしれませんが、起業においては「自分で言わなきゃ誰が言ってくれる?」って話ですよ。 自分を売るのは自分しかいないんです。 アメリカの面接もそうですよね。 「これができる!あれができる!こう言う実績がある!」 と言うのをどんどんアピールしないと、転職で給料をあげることはできないと思います。 ただ努力するだけではなく、こう言うテクニック的なものも、行動しながら入れていかないと、闇雲に「毎日ユーチューブを投稿する!」と言うことを続けていても、視聴者数は増えないと思います。 みんな意外に思うかもしれないですけど、ユーチューブを始めるとほとんどの人が、視聴回数は10回以下、とかなんですよ。 私もそうでした。やってみれば分かります。 いや、あなたが異常に可愛い、とかハンサム、とかだったら違うかもしれませんけどね。 誰も見ない、なんてことは普通にあるんですよ。 それで闇雲にずーっと同じようにユーチューブを投稿しても、ずっと10回なわけですよ。 改善していかなければいけません。 ところで、ユーチューブの視聴回数は多いのがいいに決まっていますが、 私がオススメしているのは、「人気者になる方法」ではなくて、「脱サラしてお金を稼ぐ方法」です。…